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2015/03/27

自然の素晴らしさ

東西に延びる産業道路の北は海、南は延々と続く松林が私の通勤コースの出発点である。一月初旬のある朝、ふと見上げた上空が渡り鳥の大群で覆い尽くされていたのである。空一面と言っても過言ではない程上空を見上げる視界の全てが渡り鳥の群れである。あまりの異様な光景にしばし車を道路脇に止め自然の摂理とも言うべき渡り鳥の大群を見つめた。よくよく観察すると群れは30羽程度の群れが何百も重なり合うようにして東南東の方向に飛んでいた。全ての群れが同じ鍵型の隊形をしているのも不思議であったが、どの群れにも1~2羽隊列から離れて飛んでいる鳥がいて、その位置が数百の群れの隊形全てに共通していることにも驚いた。何処からこれほどの数の渡り鳥が集結したのだろうか?いくら本能とは言え多方面から申し合わせたように集まり、同じ隊形を作り一定の方向へ飛んでいく、自然は計り知れないなあと首の痛さも忘れ感動的な時間を過ごさせてもらった。豊後太郎と呼ばれる大野川を渡ると前方に由布・鶴見・久住連山の真っ白な雪化粧が広がっていく。上空は真っ青な空に所々巻雲がたなびいている。平和だなあ~~