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2021/03/16

つぶやきor掛け声

若い頃からの習慣で、心に響くような光景を目にすると、ついつい心の中で掛け声をかけてしまう。最近は歳を取ったせいかその回数が異様に増えた気がする。保育園児の可愛い姿を見ると車中からではあるが、「元気に頑張れよ~~」と、保母さんには「いつもご苦労様!」とつぶやく。時には小声で。 最近よく見かける光景の一つに若い女性が宅配業務をしている姿を目にする。重い荷物を荷台から降ろし、玄関先まで運んでいる姿を見ると、「母子家庭なのかな?」「共働きで頑張っているのだろうなあ~」と思いつつ、何時ものように「頑張ってね~~!」と、、あまりの真面目なそして過酷な環境についついウルウルしそうになる時もある。自分と同じような後期高齢者のお爺さん?が道路工事の旗振りをやっているときは声を出して「ご苦労さん~!」と言ってしまう。窓は締め切っているのにこちらの声が聞こえたかのようにニコッと笑ってくれる時もある。郵便局の若い配達員の方々にも、チラシを配って回るおばちゃんたち、等など安い賃金だろうにと思える仕事を一生懸命に頑張っている人たちにはことさら「頑張れよう~~」と声をかけたくなる。どういう子供さんが居て、どんな生活をしているのかななど勝手に想像しながら兎に角「頑張ってほしい」「幸せになってほしい」の一念でつぶやく。真面目に一生懸命に働いている人たちは男女を問わず、年齢を問わずたくさんいることが何よりの「幸せ」を感じるときである。