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2022/08/25

木星の両極に映えるオーロラ

今日のネットにNASAが公開した「木星の両極に映えるオーロラ」実にきれいな映像である。何兆円もの費用をつぎ込んでこのような素晴らしい映像が撮れたとのことであるが、宇宙の謎、宇宙の神秘を久々に感じた瞬間である。若かりし頃は天体に興味をもち、数種類の望遠鏡を買い求め、天体観測を楽しんだものである。家の庭から土星や木星、月を眺めては悦に入っていたものである。学生時代の遠洋航海で夕暮れ時から1等星を探し船の位置を出す「天測」(天体観測)をした経験が船乗りを卒業してからも「天体」に興味(趣味?)を持ち続けた原因かもしれない。20数年前に市の中心部から市外へ引っ越し、畑の真ん中に家を建てた頃は周りに何もなく庭から大空を眺めることができた。年数がたちまわりにぽつりぽつりと家が建ち始め、気が付けば家の周りは隣家に取り囲まれてしまった。近くの港の岸壁や高速道路のパーキングエリアに望遠鏡を運び観測したりの日々、それもいつのまにか年に数回となり、今では4基の望遠鏡も家の中で寂しく出番を待っている状態になってしまった。寝室にある室内用のプラネタリュウムも数年前まではベッドの中で天井に映し出された星座を見ながら眠りにつくのが習慣であったが、これも今では出番がなく、枕元に鎮座したままである。 嘗てアラスカの上空で見た「オーロラ」、南極でみた「灰色がかったオーロラ(夏場)」南太平洋で見た南十字星など今でも時折思い出すが、本当に美しかった~~思い出である。孫たちに土星のリングや木星の縞模様を見せても、「わ~~」「すご~い」で終わり。