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2023/10/04

中秋の名月

9月29日の夕刻、会社からの帰途、40メーター道路という海辺を走る東西に一直線の東の空に見事な「満月」がフロントガラスの正面に飛び込んできた。これまで見たことのない大きさのオレンジ色した満月である。「中秋の名月」とは旧暦の8月15日、満月とは一か月に一回は見れるが中秋の名月を見れるのはこれから7年後とのこと!秋は空気の状態が良く夜空に輝く星もきれいにみることが出来るがこの日の満月は色合い、大きさともにこれrまでに見たことのない素晴らしいものであった。しばしスピードを緩めフロントガラス正面に輝く「名月」を拝むように見つめながら帰途に就いた。学生時代の遠洋航海で水平線に上る朝日、沈む夕日、天空に輝く月や惑星を「綺麗だなあ~」と見とれたことは限りなくあるが、これほどの「満月」のきれいさに遭遇したことは一度もなかった。家にある4台の天体望遠鏡もここ数年活躍の場を失っている。昔は家の庭から、周りに家が建ち始めてからは近くの海岸から、時には時には高速道路の山間のパーキングエリアまで愛用の天体望遠鏡と楽しい天空観察を満喫していたが、ここ数年時間のなさ?体力気力の衰え?のためか「星空観察の趣味」から遠ざかってしまった。子供や孫たちが少しでも興味を覚えたら己の「趣味」も復活できるのでは?と勝手な想像をしている。